チャレンジショップとは、「新たに商売を志す人が、空き店舗などを格安で借りて、本格開業の前に店舗経営のノウハウを学ぶことができる仕組み」のことである。
一般的に行政や商工会議所が事業主体となり、商店街の空き店舗対策として行われている。今回の特集では、このチャレンジショップが青少年教育として実施されている事例を取り上げる。
市街地活性化のための仕組みが、近年では店舗経営を通した学習活動へと発展している。経営体験を通して、自ら考え、積極的に課題を解決しようとする心が育まれているのだ。また、商店街に店を構えるということは、地域住民の一員としてさまざまな責任と役割を担うことでもある。コミュニティーへのかかわり方について考える機会となりうる点でも、チャレンジショップは教育的意義を有しているといえるだろう
高校間ネットワークの構築で発展を狙う店舗経営の実習
地域社会が育てる実践的商業教育
高知商業高等学校「ラオス学校建設活動」13年のあゆみ
高知県の中央部、四国山脈を背景に太平洋に面した南国の都市、高知市は、幕末に坂本龍馬らを輩出して維新の礎を築き、維新後も全国初の婦人参政権が実現するなど、自由民権主義が培われてきた土地柄である。現在は人口32万人の中核都市として発展しており、地域に根ざした青少年育成活動を活発に展開。人口が多くても、校区単位で運営を行い、うまく役割分担をすることで、円滑に活動を行うことができるということを、500人の子どもが参加したイベントで実感した。
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