今号では、国際交流活動を通じた青少年育成のプログラムを特集する。
多感な時期にさまざまな異文化に接する経験をすることで、感受性を高め、チャレンジ精神を養うことができる。くわえて、世界的規模の問題に関心を持つ、グローバルマインドを持った青少年を育成することに寄与する。
こうした効果があるとされる一方、財政難から主に行政が実施する事業としての国際交流活動はその規模を縮小せざるを得ない状況にある。いま、国際交流事業にたずさわる関係者の間には、希望と不安が交錯しているのではないか。
今回の特集では、国際交流の全体像ではなく、個別のプログラムに焦点を当て、その教育的効果を考えてみたい。青少年が国際交流体験をへて、どのように成長することができるのか。今回ご紹介する事例はどれも、個性的なプログラムを通じて青少年が学び育つ機会となっているようである。
海外派遣事業(非日常体験)は、若者の心を開く理屈抜きの特効薬
国際交流で芽生える友情とThank youの気持ち
国際ワークキャンプを通じた若者の自己発見
カンボジアボランティア派遣事業
愛知県豊田市。人口41万5000人、いわずと知れた「クルマのまち」であり、昔から他県から多くの人材を取り入れてきた土地でもある。伝統と新しい技術が共存して成長してきたこの豊田市に住む人は、他所から来ても、豊田を自分たちの故郷と考え、そのふるさとを自分たちの手でよくしていこうという気持ちが強い。もともとボランティア活動も盛んで、「自分たちが住みよい社会をつくれるという気運を信じて疑わない」という豊田市の青少年活動を率いる皆さんへの取材は、個性的な発言が飛び出す楽しいひと時となった。
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